こんにちは。
アキクリニック 副院長のまきです。
当院には、思春期ニキビから、大人ニキビでお困りの方まで、たくさんの方がご相談にいらっしゃいます。
お顔の難治性座瘡（ニキビ）は、憂鬱な症状のひとつかと思います。
外来診療をしていますと、いろいろな外用剤を使い、抗生物質を内服しても、なかなかニキビが治らないというお悩みをしばしば耳にします。
そんな時、漢方治療が大いに役立つことがあります。
特に、フェイスライン（こめかみ、あご）のニキビがなおらず、月経前には特に悪化するという女性の方は、割と多いのではないでしょうか。
｢先生、毎回毎回、同じ場所にニキビができるんです！｣
｢あごのニキビが治らなくて。｣
そういう場合、桜皮という成分が配合されている十味敗毒湯（ジュウミハイドクトウ）という漢方薬が、とてもよく効くことがあります。（桜皮成分が配合されていな十味敗毒湯もあります）
桜皮（オウヒ）とは、桜の樹皮のことですが、ニキビの原因のひとつであるアンドロゲンに対する抗アンドロゲン作用があります。これが、皮脂の過剰分泌を抑制するのではないかと考えられています。
また、桜皮はエストロゲン受容体と結合し、女性ホルモン様作用をすることも明らかになってきました。
日本皮膚科学会の尋常性座瘡のガイドラインで推奨度Aとされる治療をすでに受けていて効果がない、という方にも治療効果があり、改善率は83％だった という報告も出ています。
外用剤やピーリング、抗生物質の内服との併用も可能です。保険がききますので、１日分約３２円（３割負担の場合）です。
漢方は、味が苦手で・・・という方も多いと思いますが、こちらの漢方薬は、錠剤もありますので、比較的飲みやすいと思います。
抗生物質を減らしたり、中止するとニキビが再発するという方でも、この桜皮含有の十味敗毒湯を併用しながら減量や中止をすると再発を防ぐ効果もあります。
他のクリニックで抗生物質内服、ニキビの外用薬など様々な治療をしても改善せず、当院に来院された患者様の写真を示します。
なるべく早く改善させたいという希望がおありでしたので、十味敗毒湯内服とピーリング、高濃度ビタミンCイオン導入、LEDダイオード治療で治療をしました。
治療前（左側） 治療前（右側）
両頬の赤み、ブツブツが改善されました
難治性のニキビでお困りの際には、ぜひご相談くださいませ。
保険診療だけでは治りにくい方には、以下のメニューも人気です。その他にも多数の選択肢をご用意しております。
ご予算に応じて、最適な治療をご提案致しますので、お気軽にお声がけ下さい。
当院で人気のあるニキビ治療
★ピーリング（グリコール酸ピーリングの３倍以上の効果があります。エステなどでは使用できない、
医療機関のみが使用できる物を使用しています） ¥12,000
★イオン導入（高濃度ビタミンC） ¥7,000
★ラセムド（ニキビをできにくくするほか、ニキビ跡のシミにもお勧めです。日本に１０台しかない最新機器です。） ¥22,800
★ダーマペン（ニキビのクレーターを改善し、肌表面を滑らかにします。） ¥22,800~（範囲により違います。）
★LEDダイオード治療(ニキビ菌の殺菌効果、赤みの軽減、皮脂分泌抑制の効果があります。） ¥4,800
★フォトフェイシャルM22（アクネモードで照射します。） ¥12,000~（範囲により違います。）
※上記の組み合わせも可能です。組み合わせて治療する場合には割引料金があります。
お一人おひとりのお肌を診察させて頂き、どのような効果があるのか、どの組み合わせが最適か等、ご案内させて頂きます。
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一般保険皮膚科・美容皮膚科・形成外科・小児皮膚科
院長 秋山俊洋 （学会認定皮膚科専門医・医学博士）
副院長 若林満貴（まき） （女性医師・学会認定皮膚科専門医・医学博士）
03-5487-2525
国立旭川医科大学医学部医学科卒業。
医学博士。
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医（第8758 号）。日本皮膚科学会学会、日本美容皮膚科学会、日本抗加齢医美容医療学会、日本抗加齢医学会の正会員。
大学卒業後に順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属静岡病院、表参道の美容皮膚科クリニック、二子玉川スキンクリニック、順天堂大学医学部附属順天堂医院 皮膚科・アレルギー学講座助教（非常勤）を経て、2016年に目黒駅前アキクリニックの院長を務める。
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