アトピー性皮膚炎について
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は赤ちゃんから大人までみられる、痒みを伴う病気です。季節によって症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返します。最近では、思春期以降に発症する方も見られ、20歳以下の10人に1人が患っているとも言われます。
アトピー性皮膚炎の方の皮膚は、正常皮膚と比べると皮膚のバリア機能(外からの刺激に対する防御機能)が弱く、乾燥や汗、ちょっとしたこすれなどで湿疹や痒みが生じてしまうような「かゆみ過敏」の状態にあります。痒くて掻いてしまうことで更に痒みが悪化し、掻き壊すことで悪循環が生じてしまいます(itch-scratch cycle)。