紫外線療法とは、皮膚疾患の治療法のひとつで、紫外線の光を数秒から数十秒照射する治療です。
照射後は光が当たった部分が少し温かいような感じがしますが、全く痛みはありません。紫外線療法は、紫外線の免疫の働きを弱める作用や、皮膚に色をつける作用などを利用した治療方法で、免疫の反応や細胞の増殖を抑える効果が期待されます。紫外線療法のほかには、「紫外線治療」や「光線療法」とよばれることもあります。
紫外線療法とは、皮膚疾患の治療法のひとつで、紫外線の光を数秒から数十秒照射する治療です。
照射後は光が当たった部分が少し温かいような感じがしますが、全く痛みはありません。紫外線療法は、紫外線の免疫の働きを弱める作用や、皮膚に色をつける作用などを利用した治療方法で、免疫の反応や細胞の増殖を抑える効果が期待されます。紫外線療法のほかには、「紫外線治療」や「光線療法」とよばれることもあります。
紫外線療法は、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症などの疾患に対して保険適応で、保険診療での治療をうけることができます。なかなか治らない難治性のかゆみに対し、外用薬(塗り薬)に加えて、紫外線療法を併用することで治療効果を高めることが期待できます。紫外線の中でも、からだへの影響が少ない波長を使用するので、副作用もなく非常に優れた治療法です。
当院で採用しているセラビームUV308 mini LEDは保険適用の紫外線治療器(エキシマライト)です。
紫外線の免疫抑制作用を利用して、過剰反応を起こしている皮膚症状を鎮静化させます。効果の高い308nmをピークとしつつ、不要な短波長をフィルターでカットしており、効果と安全性を兼ね備えた日本製の治療機器です。
コンパクトな設計のため、トラブルのない正常な皮膚には不要な照射をせず、難治性の皮膚症状がある部分のみにピンポイントで照射が可能です。
痛みは全くなく、ほんわかと温かい感じがします。
紫外線(UV)は「光」の一種で、大きく3つに分類されます。
照射部位に赤みを生じる場合があり、その後色素沈着が残る可能性があります。
長期照射の副作用として、照射部位の光老化(しみ、しわ)、色素沈着の可能性があります。