こんにちは、院長の秋山です。
今回はまぶたにできる、眼瞼黄色腫の治療例をご紹介します。
眼瞼黄色腫は高脂血症に伴ってできるものと、そうでないものがあります。
高脂血症の治療薬を長期間に渡って飲み続ける治療法がありますが、完全に消失させるのは困難です。
また、黄色腫を切除し、縫い合わせる方法がありますが、再発率は40%という報告があります。
当院では、眼瞼黄色腫に対してレーザーによる治療を行っております。
黄色腫の部分にだけ局所麻酔を行い、出来る限り跡が残らないようにレーザーを当てていきます。治療時間は数分程度です。
治療後も、通常通り洗顔できます。レーザー照射部以外の箇所は、お化粧も問題ありません。
ご自宅で軟膏処置を行っていただきますが、傷は1週間~10日間程度で治ります。
提示した症例は、治療1ヶ月後の写真です。少し赤みが見られますが、これは時間とともに次第に引いていきます。
6ヶ月後では、どこだったのかわからないくらいです。
「こんなに簡単に取れるなら、早く取ればよかった。」と、嬉しいお声を頂戴しました。
目の近くなので怖いと思われるかもしれませんが、眼球を保護するシールドを使用しますので、安心して治療を受けて頂けます。
治療費は1mm 5,000円で行っております。
診断の他、治療についてのご相談のみでの受診も可能です。お気軽にお越しください。
<<治療費について>>
【 いぼ・稗粒腫・脂漏性角化症 】
1~3㎜まで 6,000円
それ以降1㎜追加ごとに +2,000円
【 汗管腫・脂腺増殖症】
1~3㎜まで 9,000円
それ以降1㎜追加ごとに +3,000円
【 ほくろ・血管腫・眼瞼黄色腫 】
1~3㎜まで 15,000円
それ以降1㎜追加ごとに +5,000円
※眼瞼結膜部のホクロ
7,500円(税込 8,250円)/mm
最低料金 3mmまで22,500円(税込 24,750円)
<<副作用、リスクについて>>
術後の発赤、色素沈着、再発などのリスクがあります。詳しくは診察時にお伝えさせていただき、万が一副作用が起こってしまった場合も治療方法がございますので、ご安心ください。
ほくろやその他のできものは保険適応になることもあります。詳しくは診察時にご案内致します。
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目黒駅前アキクリニック (品川区目黒駅西口30秒)
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一般保険皮膚科・美容皮膚科・形成外科・小児皮膚科
院長 秋山俊洋 (学会認定皮膚科専門医・医学博士)
副院長 若林満貴(まき) (女性医師・学会認定皮膚科専門医・医学博士)
03-5487-2525
国立旭川医科大学医学部医学科卒業。
医学博士。
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医(第8758 号)。日本皮膚科学会学会、日本美容皮膚科学会、日本抗加齢医美容医療学会、日本抗加齢医学会の正会員。
大学卒業後に順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属静岡病院、表参道の美容皮膚科クリニック、二子玉川スキンクリニック、順天堂大学医学部附属順天堂医院 皮膚科・アレルギー学講座助教(非常勤)を経て、2016年に目黒駅前アキクリニックの院長を務める。